つわりでお困りの方へ。
つわりとは妊娠期の女性の心身に起こる様々な症状の事を表しますが、その症状は実に個人差が大きく千差万別です。妊娠中の女性の中にはつわりが全くない方もいますし、入院するほど重症化してしまう方もいます。
そんなつわりには実はスピリチュアルな意味があるという事をご存知でしょうか?スピリチュアルの世界では、私達の心と体には密接な繋がりがあって、全ての症状にスピリチュアルメッセージが込められていると考えられています。ではつわりにはどのようなメッセージが込められているのでしょうか?
この記事では、月乃光が、つわりが酷かったり無かったり、つわりに関するスピリチュアルメッセージをご紹介いたします。
つわりとは?
症状や時期は人によって様々ですが、一般的には主に妊娠初期に見られる事が多く、吐き気を伴う胃や胸のむかつき感や匂いや味に敏感になるなどの体調の変化があります。
ここでいう妊娠初期とは4週から15週までを表しており、妊娠2ヶ月目から始まり、5ヶ月頃には落ち着く場合が多いです。最も辛い時期は8週から9週が多いようですが、個人差が非常に大きく、妊娠後期や出産する瞬間まで続く人もいます。
また、つわりの原因は実は現代の医学でもはっきりしておらず、基本的にはつわりに効く薬や対処法は見つかっていません。
つわりになる時の健康面での問題
ここでは、つわりになる時の健康面での問題について説明させていただきます。
つわり自体は病気ではないので、つらい症状が出ても食事が取れて日常生活が送れていれば問題ありません。
しかし、つわりによる強い吐き気や食欲不振によって脱水状態や体力の低下、著しい体重の減少が見られる場合があります。こうなると「妊娠悪阻(おそ)」と呼ばれる深刻な状態となり、母子ともに悪影響が心配される為、医師の診察が必要になります。
つわりの健康面での対処法
次に、つわりの健康面での対処法について説明させていただきます。
前述したように、つわり自体は病気ではないのでつわりそのものを治す必要はありませんし、原因がはっきりしない為、治療法が確立されていないのが現状です。ただ、つわりの症状を和らげるのに効果的とされる対処法はありますのでここでいくつか紹介させていただきます。
ストレス
まず第一に、つわりの大敵はストレスとされていますので、無理をしない事が大切です。思うように動けなかったり食べられなかったとしても、今はそういう時期だと受け止めてゆったりとした気持ちで過ごしましょう。
栄養補給
栄養はあまり気にする必要はありませんが、つわりを乗り切る体力をつける為にも食べれる時に少量ずつでも食べるようにしましょう。妊娠初期はなるべく葉酸や、葉酸の吸収に必要なビタミンB12やB6やビタミンCを意識的に取りましょう。つわりが酷くて食べ物を受け付けない場合は、サプリメントで補うなどの方法もあります。また、水分が不足してしまうと脱水症状を起こしてしまうので、まめに水分を摂る事を心がけましょう。
空腹時の吐き気
朝起きた時や空腹時に吐き気を感じる事が多いと言われていますので、枕元にクッキーなどのすぐに口にできるものを用意しておいたり、出先でもすぐに何か食べられるように鞄の中に飴やビスケットを入れておくなどの工夫をすると良いでしょう。
職場への報告
仕事をしている人は、早めに職場に妊娠の報告をして、時短勤務や時差出勤などを申し出ましょう。仕事を長く元気に続ける為にもきちんと申請して権利を取得しましょう。
気分転換
原因不明とされているつわりですが、精神的な要因も多いと考えられています。積極的に気分転換をする事を心がけると良いでしょう。友人とのお喋りや趣味の時間を増やすなど、自分に合ったリフレッシュ法で気を紛らわしましょう。
妊娠悪阻
つわりが酷くなって妊娠悪阻の状態になってしまった場合は、通院や入院が必要になります。治療法としては、点滴による水分や栄養分の補給やビタミン剤、制吐剤、精神安定剤などの投与などが行われます。
つわりになる時の基本的なスピリチュアルな意味
つわりは自分とは違う人間を胎内に宿すことで、体が子を異物と判断して起こす反応と言われています。
スピリチュアルの視点から見ても、エネルギーも魂も違う全く別の波動を持った個体が自分の胎内に入ってくるという事になります。その波動と調和することができない為につわりの症状が起きると言われています。
そして、つわりが治まる頃に母と子の魂は調和されると考えられています。つまり、つわりが起こるのは魂の調和の儀式を行っているといったスピリチュアルな意味があり、つわりがあるという事は、2つの魂が調和しようとお互いに努力している状況を示しているのです。
それでは以下で、それぞれの場合によるつわりのスピリチュアルメッセージをお伝えします。