認知症の疑いが有る方や親族お知り合いが認知症の方へ。
認知症は後天的な脳の障害によって正常な認知機能が持続的に低下する症状の事を言います。認知症は高齢になるにつれて増加するので、高齢化が進む日本では約460万人が患っていると言われています。
そして認知症にはスピリチュアルなメッセージが込められているとも言われています。認知症を患う人だけではなく認知症の介護に携わる人にもメッセージが届けられている可能性があります。一体どのようなメッセージが届いているのでしょうか。
本記事では、月乃光が、認知症に関するスピリチュアルメッセージをご紹介いたします。
認知症とは?
認知症の原因となる最も多い病気はアルツハイマー病です。アルツハイマー病は認知症の6割を占めています。その次に多いのが血管性認知症とレビー小体型認知症です。
その他にも認知症の原因となる病気は様々ありますが、その中でも正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫などの病気では手術による治療で症状が回復します。症状としては、物忘れや言葉や認識力の低下に加えて幻覚や妄想、不安、うつ症状、興奮、暴言、徘徊などがあります。
認知症になる時の健康面での問題
認知症になる時の健康面での問題としては、原因によって異なります。
最も割合が多いとされているアルツハイマー病では、脳にアミロイドβとタウというタンパク質がたまる事で脳の神経細胞が障害されて数が減少していきます。高齢者に多い通常のアルツハイマー病では遺伝的素因と、生活習慣などの後天的な因子の両方が複合的に重なって発症すると考えられています。
次に多い血管性認知症は脳梗塞や脳出血などで脳の血管の障害で脳が損傷される事が原因となります。レビー小体型認知症では、脳の神経細胞にαシヌクレインと呼ばれるタンパク質がレビー小体という構造を作る事で神経細胞が障害される事で発症します。
認知症になる時の健康面での対処法
認知症になる時の健康面での対処法としては、まずは認知症の原因となる病気を見つける事が大切です。
アルツハイマー病やレビー小体型認知症
治療の種類は薬物療法やリハビリテーションによる治療があります。アルツハイマー病やレビー小体型認知症に関しては現時点では根治出来る治療薬はありませんが、残っている神経細胞を励ます作用のある治療薬を使用する事で症状の改善が期待できます。
血管性認知症
血管性認知症では脳血管の病気によって脳が損傷されている事が原因なので、脳血管障害の原因となる高血圧や糖尿病、不整脈などの病気を適切に治療する事が重要です。
慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症
慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症などは脳外科的治療や内科的治療で治る病気なので、原因を見極める事が大切です。リハビリによる治療では精神療法や作業療法、音楽療法で残された脳細胞を活性化させる方法があります。
認知症の基本的なスピリチュアルな意味
理性で抑圧してきた感情を表現しようとしています
スピリチュアルの世界では、認知症になる人は今までの人生で自分の感情を抑え込んで我慢しがちな傾向があると言われています。そこに何らかの大きなショックや喪失体験が重なる事で自分の感情を理性で抑えきれなくなって認知症を発症してしまうと考えられています。
つまり、認知症になったのは理性で抑圧してきた感情を表現しようとしているといったスピリチュアルな意味があるので、認知症になった事で人が変わったように怒りっぽくなったり我がままになる人が多いのはこういった理由が関連していると考えられています。
それでは以下で、それぞれの場合による認知症のスピリチュアルメッセージをお伝えします。