雲を見た方への形別スピリチュアルメッセージ

「めずらしい雲を見た」「おもしろい形の雲があった」など、雲の形が気になっている方へ。

あなたが見ためずらしい雲や変わった形の雲には、スピリチュアルな意味が含まれているかも知れません。実際に昔からめずらしい特殊な雲の形や色などには、スピリチュアル的な意味が込められていると解釈されてきました。

Megrez

本記事では、占い師のMegrez（メグレズ）が雲を見た方への形別スピリチュアルメッセージをご紹介いたします。

雲のスピリチュアルな意味

「雲」がもたらすイメージは西洋・東洋で若干異なります。西洋・東洋に分けてそれぞれ雲のスピリチュアルな意味を解説します。

西洋では「雲」は変わりゆくものの象徴

ヨーロッパ発祥の占いカード「ルノルマンカード」には「雲」というカードがあります。雲は絶えず姿かたちを変えていくことから、変化や不安定さのシンボルとなっています。一般的には白い雲と黒い雲が描かれ、白い雲・黒い雲の側に何のカードが隣接しているかで意味が変わってきます。白い雲は吉兆・黒い雲は悪い意味ですが、雲は常に姿かたちを変えていくものなので、吉も凶も一過性のものだと解釈されます。

日本での「雲」は幸運や豊かさの象徴

日本では古来より豊雲野神（とよくものかみ）という雲の神様がいますが、「神世七代の第二代の神で、独神となって身を隠した。」と古事記に記されるだけで、それ以上のことはわかりません。しかし豊雲野神という名前は雲に覆われた豊かな実りをもたらす肥沃な土地をイメージさせます。ちなみに神棚の上に張る「雲」という紙は「この神棚の上は空です」という意味。雲の上は神様がいる場所、人間には手の届かない場所です。手の届かない人のことを「雲の上の人」ということもありますよね。

仏教では紫色や五色に輝く雲（五色雲）を瑞雲と呼び、幸せのシンボルとして親しまれています。ちなみに五色雲は数ある仏の中でも千手観音様だけが手にしています。

彩雲（虹雲・五色雲）を見た時のスピリチュアルメッセージ

彩雲を見たら「強運やチャンスに恵まれる」というスピリチュアルメッセージを受け取っているのかも知れません。

これから運気が上がっていきます

太陽のそばを通過する雲が虹のように輝くことがありますが、これを彩雲と呼びます。虹のような輝きを放つ彩雲、あるいは五色（青・赤・黄・白・黒）に輝く雲を見たら、強運に恵まれることを示しています。豊かさやチャンスに恵まれるでしょう。

対処法：チャンスを逃さない

彩雲を見るのはこの上ないチャンスの訪れがあることを告げています。チャンスをしっかり自分のものにするためにも、準備を怠らないようにしましょう。

天使の梯子（薄明光線）を見た時のスピリチュアルメッセージ

天使の梯子を見るのは「あなたの夢や願いはじきに叶います」というスピリチュアルメッセージを受け取っているのかも知れません。

夢や願望が実現するといった幸せの到来

朝や夕方の時間帯に、雲の切れ間から光が地上に降り注ぐ光景を見たことがあるでしょう。これを天使の梯子（薄明光線：はくめいこうせん）と呼びます。

天使の梯子と呼ばれるのは旧約聖書（創世記28章）に出てくる「ヤコブの梯子」に由来しています。ヤコブの夢の中に出てきた天使は、地上と天をつなぐ梯子を降りたり昇ったりしていました。このエピソードから「夢や願いが叶う」「あなたは正しい方向に進んでいる」といったメッセージが送られていると解釈します。

対処法：自信をもって前に進んでいきましょう

スピリチュアルな存在があなたにGOサインを出しています。あなたの願いはじきにかなえられるでしょう。すでに夢や目標に向かって進んでいるなら、あなたの選択が間違っていないことを示します。自信をもって前に進んでいきましょう。

つるし雲・笠雲を見た時のスピリチュアルメッセージ

つるし雲・笠雲を見るのは「めったにないチャンスがやってきている！」というスピリチュアルメッセージを受け取っているのかも知れません。

めったにないチャンスが近づきつつあります

つるし雲は風が山を通過した際にできる雲の一つで、つるし雲が出現するとおおよそ天気は下り坂です。円形・渦巻きなどさまざまな形があり、中でも富士山にできるつるし雲（笠雲）が有名です。平均して月に1回程度しか見られず、出現してもほんの数分で消えてしまいます。普段見ることができない雲ということもあって、スピリチュアル的には「めったにないツキに恵まれる」と解釈されます。