⑤地球での人としての最後のお役目を行っている
家族に障害者がいるあなたは、これが最後のお役目なのかもしれません。地球での最後のお役目は、辛く苦しいものである場合が多くあります。地球でのお役目を終えると、次は高次の存在として、地球に住む人たちを守護したり、導いたりといった役目を担うことになります。その為には、あらゆる経験を積んでおかなければなりません。自分の経験したことしか、伝えたり役立てたりすることができないからです。
最終試験は時に辛く苦しいものになりがちです
地球で人として生きていくことから、高次の存在へとステップアップする為の最終試験は、これまで学んできたことや経験したことの集大成となります。その集大成は、時に辛く苦しいものになりがちです。私たちにとって高次の存在とは、手の届かない場所にいらっしゃる方として認識しています。そのような手の届かない高次の存在へとステップアップするのですから、その為の試験も辛く苦しいものにする人が多くいます。それだけの覚悟を持って高次の存在としての役目を担います、という意思表示なのです。
これが終われば、あなたが人として地球にやってくることはありません
あなたは家族に障害者がいる環境を選ぶことで、高次の存在へとステップアップする最終試験としたのでしょう。周囲の人たちの視線を気にしたり、自分の時間を大幅に削られたりといった、神経をすり減らし、自分を犠牲にする環境を、あなたは自分で選んだのです。その環境を乗り越えることで、高次の存在としての役目を今後は担っていきます、という意思表示を示しています。
これが終われば、あなたが人として地球にやってくることはありません。この最終試験を乗り越え、高次の存在としての役目を担ってください。
⑥地球での人としての最後のお役目のお見送りを行っている
家族に障害者がいるあなたは、地球での人としての最後のお役目をしている人の、お見送りをしているのかもしれません。地球で人として最後のお役目を選ぶ際、障害者として生まれてくることを選択する人もいます。障害者本人も、家族に障害者がいる人と同じくらい、ハードルの高い生涯を送ることになります。体の自由が利かなかったり、意思の疎通が難しかったりという難関がありますから、楽しい生涯とは言えません。ハードルが高ければ高いほど、高次の存在としてお役目を担っていくという意思表示になります。
高次の存在へステップアップする人を助けることは、この上ない喜び
ただし、障害者本人は自分のことがほとんどできません。多くのことを誰かに助けてもらう必要があります。その手助けをすることを、あなたは申し出たのでしょう。
人から高次の存在へとステップアップすることは、大変素晴らしい事です。その手助けをすることは、大変光栄なことです。地球で生きているあなたにとっては、そうは思えないかもしれません。ですが、地球へやってくる前の段階では、高次の存在へステップアップする人を助けることは、この上ない喜びなのです。あなたはその喜びいっぱいの役目を申し出ました。いつか自分も高次の存在になるのだという、希望を抱いて、あなたは申し出たのです。
あなたもやがて高次の存在として地球から旅立つ時がやって来ます。その未来を夢見て、今は高次の存在として旅立つ障害者の家族を見送りましょう。たくさんの祝福の気持ちを持って、見送ってあげましょう。
⑦障害者のご家族は、実は高次の存在
家族に障害者がいるあなたは、実は高次の存在と一緒に暮らしているのかもしれません。「え?」とびっくりされた方もいるかもしれません。高次の存在とは、地球で人として暮らしている私たちにとっては、目に見えない存在として考えられています。ですが、地球に来ている高次の存在は、私たち人間には見えない存在ばかりではありません。
高次の存在の多くは障害者として地球にやって来ます
高次の存在が地球で人として生きていく場合、多くは障害者として地球にやって来ます。なぜなら、地球で人として生きていく為には、大変なエネルギーを使うからです。高次の存在が人として地球にやってくる場合、それは人として何らかの目的を達成する為ではありません。地球に直接エネルギーを送り、地球や地球に存在する生きとし生けるものを守り、助ける為にやって来ています。その為、地球で人として生きていく為に、自分のエネルギーを消耗することは難しいのです。
あなたは高次の存在のサポート役を申し出ました
あなたは高次の存在が人という仮の姿で、地球や地球に存在するすべての生きとし生けるものを助ける為の、サポート役を申し出ました。これはとても光栄なことです。多くの人たちがサポート役を申し出たことでしょう。その中であなたが選ばれたのです。しっかりサポートしてください。そして、高次の存在を通して、地球や地球に存在するすべての生きとし生けるものを助けましょう。
⑧あなた自身がメッセンジャー
家族に障害者がいるあなたは、実はメッセンジャーとしての役目を担っているのかもしれません。障害者の人たちは、高次の存在であったり、最後のお役目であったりする人たちが多くいらっしゃいます。その人たちは地球に存在する人たちに多くのメッセージを送っています。ですが、障害者であるがゆえに、自分でそのメッセージを伝えることは難しくなります。
家族であるあなたは、多くのメッセージを受け取っているはず
家族であるあなたは、多くのメッセージを受け取っているはずです。生命の大切さ、肉体の大切さ、無償の愛や純粋さの本来の姿など、多くのことを、障害者である家族を通して学んでいるはずです。それらを多くの人に伝えてください。あなたが感じたこと、あなたが学んだこと、すべてを多くの人たちにシェアしてください。必ず、あなたの言葉に共感する人が大勢います。あなたの言葉を受け取った人たちは、更により広く遠くまで、あなたのメッセージを運んでくれることでしょう。それがあなたのメッセンジャーとしての役目なのです。
最後に
障害者はその多くが高次の存在か、高次の存在になる一つ手前の人たちばかりです。だから、障害者の人たちはとても純粋なのです。その障害者の人を家族に持ったあなたは、高次の存在のお手伝いをしているのでしょう。または、あなたももしかすると、高次の存在になる一つ手前にいるのかもしれません。
今はとても大変かもしれません。辛く苦しい思いをしているかもしれません。ですが、これを乗り越えたその先には、心穏やかな世界があなたを待っています。あなたはその世界へ行く為に、現在の生活を自分で選びました。どうか、そのことを思い出してください。これを乗り越え、次の心穏やかな世界へ行きましょう。大丈夫です。あなたには乗り越えることができます。なぜなら、あなたが自分で選んでできたのですから。