家庭内暴力に悩まれている方へ。
精神的なだけでなく、肉体的にも大きなダメージを負う家庭内暴力。その複雑な問題の裏には、必ず何らかのスピリチュアルメッセージが隠されています。暴力を振るう側と振るわれる側の思いの相違を埋めて行くことで、この問題を解決する方法が見えてくるはずです。
本記事では、家庭内暴力に悩まれている方へのスピリチュアルメッセージをご紹介いたします。
家庭内暴力のスピリチュアルメッセージ①罪悪感は捨てなさい
暴力を振るう息子に何も言えないあなたは、子供がこうなってしまったのは自分のせいという強い罪悪感から抵抗できず、あらゆる暴力を受け入れるしかないと考えがちです。しかし、実際には、「罪悪感を捨てなさい」というスピリチュアルメッセージを受け取っていることを忘れてはいけません。
強い罪悪感があなたを縛り付け、自分の過ちを一人で受けようと無抵抗になり、暴力をさらに悪化させてしまうという悪循環を招いてしまいます。それは、あなたと暴力を振るう側、双方にとって良くないことです。
間違えたと思うことを素直に謝罪しましょう
あなたは、愛情を持って子供と接してきました。そこに議論の余地はありません。ですから、罪悪感に縛られる前に、あなたがしてきたこと思い出し、間違えたと思うことを素直に謝罪しましょう。その上で、その間違いを一緒に正す方法を探るのです。一人ではなく一緒にです。お互いが間違いを正すことでしか、正しい道に戻る術はありません。
家庭内暴力のスピリチュアルメッセージ②全てを話せる人を見つけなさい
暴力を受けていることを恥ずかしいことと考えるあなたは、他の誰にもその事実を話すことができず、ただ辛い思いを背負いこんでしまっているだけです。そんなあなたは、「全てを話せる人を見つけなさい」というスピリチュアルメッセージを受け取ったのかもしれません。
全てを一人で背負いこんでしまうと、心の傷は大きくなる一方であるにもかかわらず、それを塞ぐ方法を見つけられないため治る傷も治りません。そして、どんどん新たな傷を増やして行くだけです。
助けを求めることは恥ずかしいことではありません
友人でも構いません。家庭内暴力を支援する団体でもいいでしょう。とにかく今置かれている状況を共有できる人を見つけ、話を聞いてもらいましょう。自分ではたどり着けなかった答えに巡り会えるかもしれません。助けを求めることは恥ずかしいことではありません。
家庭内暴力のスピリチュアルメッセージ③正義感は捨てましょう
家庭内暴力の原因を作り出したのは自分なのだから、自分が解決しなければという正義感を持っているあなた。「正義感は捨てましょう」というスピリチュアルメッセージに耳を傾ける必要があります。
確かに、暴力の原因を作り出したのはあなたかもしれません。しかし、今、暴力をふるう人と、それを受けるあなたの二つの思いが交錯しています。つまり、問題はどちらか一方でのみ解決できる状況ではなく、両方が努力する必要があるのです。
あなた一人では解決できない
変な正義感は、あなたを間違った行動に導く可能性があります。下手に全ての責任を受け入れて無理やり解決しようと試みても、逆に相手の気持ちを逆なでしてしまいます。正義感は捨て、全てを受け入れる気持ちを持ちましょう。あなた一人では解決できないことをまず念頭に置かなければなりません。
家庭内暴力のスピリチュアルメッセージ④甘やかした責任を負いなさい
主に裕福な家庭に生まれた子供は、親から甘やかされて生活していくうちに、一旦歯車が狂うと、それを親のせいにします。そして、いつしかその親への怒りが増大し、暴力という行動に駆り立てるのです。ここには、「甘やかした責任を負いなさい」というスピリチュアルメッセージが隠されています。
甘やかしたという実感はなくても、子供は違う感じ方をするものです。愛情からしたことが、実は子供には良くなかったことはいくらでもあるはずです。
徹底的に子供と対話する必要があります
結果的に子供を甘やかしてしまったという事実を受け入れ、子供と一緒に間違いを正すため、徹底的に子供と対話する必要があります。一度、可愛い子供に旅をさせるのも良いかもしれません。当たり前にあるものが無くなって初めて、その有り難さに気づくからです。決して躊躇してはいけません。
家庭内暴力のスピリチュアルメッセージ⑤少しずつ自信を持たせてあげなさい
自分に自信のない子供は、自責の念を次第に他人に向け始めます。その対象が、身近にいる親であるケースはよくあることです。この場合、「少しずつ自信を持たせてあげなさい」というスピリチュアルメッセージを受け取っているのかもしれません。
競争社会の現代、嫌でも周りと自分を比較せざるを得ない状況に身を置く子供たちは、次第に自分に自信を持てなくなり、自暴自棄に陥ってしまいます。そして、そのやり場のない違和感を、暴力という形で放出しようとしてしまうのです。
「大丈夫、君ならできる」
側にいる親が、無くしかけている自信を持たせてあげなければいけません。もちろん、親が子供の自信を失うようなことを言ってはいけません。「大丈夫、君ならできる」、ただそれだけでも、子供は立ち止まらず、前に進むことができます。失敗したら正し、再び歩きだす手伝いができるのも、親だからこそではないでしょうか。
家庭内暴力のスピリチュアルメッセージ⑥自分を過小評価するのはやめなさい
暴力の原因が、時に自分の優位性を保つための手段である時、自分よりも弱い立場の人に対して暴力を持ってそれを誇示しようとします。自分を相手よりも高い位置に保とうとするのです。このような場合、「自分を過小評価するのはやめなさい」というスピリチュアルメッセージを受け取ったのかもしれません。
例えば、経済的な理由で、誰かの世話にならなければならない時、世話する側の人間は、その立場を利用し相手をさげすむことで、その優位性を保とうとします。あなたは、何も言えず、ただ相手の言いなりになるしかないのです。
間違った評価
言葉の暴力は、次第にあなたの存在意義さえも否定し、間違った評価をインプットして行きます。そうなる前に、あなたは自分自信を大切にする必要があります。自分が弱いダメな人間だと思うことをやめるべきです。他の誰かに助けを求めても構いません。状況を変えるため、いろいろな人からのアドバイスを受け入れることも必要です。
家庭内暴力のスピリチュアルメッセージ⑦束縛は愛情ではありませんよ
恋人からの暴力の原因に、束縛があります。誰かに奪われるのではという根拠のない強迫観念が人を暴力的にし、暴力を振るうことで縛り付けるという方法をとるのです。それでも相手を思いやる感情が、「自分をこれほど愛してくれている」という間違った解釈を植え付け、暴力への抵抗を妨げてしまうのです。しかし、気をつけてください。「束縛は愛情ではありませんよ」というスピリチュアルメッセージに耳を傾ける必要があります。
愛情ではなく保有
愛している人に暴力はふるいません。暴力を持って相手を押さえつけることは、愛情ではなく保有です。執着心が人の心を押さえつけようとしているだけなのです。
大好きな人に暴力を受けているが、その人を失いたくないがために抵抗できない人は、自分を大事にしていない証拠です。誰かを愛する前に、まず自分を愛すことができなければ、人を心から愛することはできません。自分自身を愛する人なら、暴力を受け入れることはしないはずです。
家庭内暴力のスピリチュアルメッセージ⑧この子の心の声を聞きなさい
時に、親に暴力をふるう子供は、言葉にできないメッセージを、暴力を通して発しています。「暴力を振るう自分を止めてくれ」という無言のメッセージです。そして、あなたは、「この子の心の声を聞きなさい」というスピリチュアルメッセージを受け取っているのです。
例えば、親の言うとおりにしていれば大丈夫という言葉を鵜呑みにし、実際には思った通りに事が進まなかったとき、怒りは親に向けられます。そして、反発する気持ちが暴力に形を変えるのです。
子から発せられているメッセージに耳を傾けるのは親の責任
うまく行かなかったことを人のせいにして、暴力でその鬱憤を晴らすことは間違った行為です。しかし、子から発せられているメッセージに耳を傾けるのは、親の責任でもあります。子が何を思い、どうしたいのかを知る方法は、対話です。心と心の対話です。とことん話し合うことで、少しずつそのメッセージを理解できるようになるはずです。
最後に
家庭内暴力の問題は、非常にデリケートです。1日で解決できるような簡単な問題ではありません。複雑であるからこそ、その原因を徹底的に探し出し、お互いを理解し合うことで、少しずつ解決の糸口を見つけることができるはずです。
家庭内暴力に悩まれている方へのスピリチュアルメッセージは
- 罪悪感は捨てなさい
- 全てを話せる人を見つけなさい
- 正義感は捨てましょう
- 甘やかした責任を負いなさい
- 少しずつ自信を持たせてあげなさい
- 自分を過小評価するのはやめなさい
- 束縛は愛情ではありませんよ
- この子の心の声を聞きなさい
ということでした。
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。
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