恨みの念が込み上げてくる方へ。
なんらかの出来事がきっかけで恨みの感情が湧き、それをどうしても抑えることができなくなって、誰かを傷つけたり、時には命を奪ってしまうような惨劇を迎えてしまうことは、実は誰の身にも起こりうることです。それほど、この恨みという感情は厄介なものなのです。
ある特定の方への恨みの念には、なんらかのスピリチュアルなメッセージが隠されているかもしれません。恨みの根源を理解し、改善することで、悪い流れを食い止めることができるはずです。
本記事では、「恨みの念が込み上げてくる方へのスピリチュアルメッセージ」をご紹介します。
恨みのスピリチュアルメッセージ ①過去世で恨まれるようなことをしました
誰かを憎らしいほど恨む気持ちがどうしても抑えられない人は、誰かに恨まれるようなことをした過去世を持っているのかもしれません。現世であなたが感じている気持ちを、過去世で誰かに同じように感じさせていた可能性があります。
殺してしまいたいほど誰かを恨んでいるのは、過去世であなたが誰かを苦しめたためです。その報いを、今、この現世で経験しているのです。つまり、この報いを受け入れ、経験し、改心することで、晴れて過去世の悪いカルマが浄化されるのです。
悪い流れは今止めなければいけません
現世でもネガティブな感情を抱き、それに突き動かされるように悪い行動をとっていては、来世でもまた同じように苦しむだけです。悪い流れは今止めなければいけません。
実は誰かを恨んでいるのではありません
恨んでいる誰かの顔を、自分の顔だと思ってください。実は誰かを恨んでいるのではなく、自分自身を恨んでいると思ってください。そんなバカバカしいことは、今すぐに終わらせましょう。
恨みのスピリチュアルメッセージ ②他人も不幸になればいいと思っています
恨みの感情は、誰かを道連れにすることで和らぐ錯覚を覚えさせます。「なんで自分だけこんなに苦しまなければいけないのか?」と嘆き、「みんな、自分みたいに苦しめばいいんだ」と勝手に納得するのです。自分だけが苦しい状況が耐えられないから他人を巻き込むという、全く自分勝手な考え方ですよね。
恨む相手は誰かではなく、自分です
恨む相手は誰かではなく、自分です。苦しい状況を脱出できない自分自身です。脱出するのを諦め、誰かを巻き込んで苦しみを分かち合いたいと思っているのです。巻き込まれた方はたまったものではありません。
苦しみから脱出する手段を見つけるのです
しかし、恨みの感情は、時に理不尽に、他人に向けられることがあります。誰かを恨む時間があるなら、苦しみから脱出する手段を見つけるのです。苦しみの原因を作るのも自分なら、苦しみから解放し、楽しみを与えられるのも自分自身だからです。
恨みのスピリチュアルメッセージ ③横取りされたと思っています
例えば、恋人を誰かに奪われたとしましょう。そんな時、その奪った相手を恨むでしょう。去って行った恋人を恨むでしょう。
しかし、人でも、モノでも、自分の元から去って行くときは、その人やモノとのカルマが終わったことを意味します。どんなに大切にしていても、お別れの時は必ず訪れるのです。
新しいカルマを受け入れる準備
そこで、去っていったものに執着しても、ただ辛い感情だけが増幅するだけです。あなたは、これから訪れる新しいカルマを受け入れる準備ができていなければなりません。古いカルマに執着すると、その大事な機会を最高の形で迎えることができません。
「今までありがとう、さようなら」と、しっかり送り出してあげることで、あなたは執着から解き放たれ、新しい自分を見つけることができるのです。
恨みのスピリチュアルメッセージ ④全て誰かのせいにしています
何事もうまく行かないのを誰かのせいにして、誰かを恨むことで自己否定から逃げる人がいます。他人のせいにすれば、何事も楽だからです。はっきり言えば、ただ逃げているだけです。一度逃げれば、また逃げようとします。そうやって逃げグセがついて、いつも逃げる口実を探しては、逃げ回る人生を送るのです。
逃げるのは簡単です
逃げるのは簡単です。誰にでも出来ます。でも、一生逃げ続けることはできません。いつか必ず何かに挑まなければいけない状況が訪れまるからです。その時、まず打ち克たなければならないのは、他人ではなく、自分自身なのです。
恨みのスピリチュアルメッセージ ⑤見返りを期待し過ぎています
見返りを期待すればするほど、その見返りがない時、ネガティブな感情があなたを支配し、恨みの感情へと変えて行きます。
「自分はこれだけしてあげたのだから、他人もこれだけのことはして当然だ、するべきだ」という勝手な思い込みが、あなたに過剰な見返りを要求しているのです。しかし、その要求はあなたが勝手に作り上げた、あなた自身のためのルールです。それを、他人にも共有させる時点で間違っています。他人には他人のルールが存在し、あなたのルールなど無視できるのです。
見返りを期待すること自体のルール変更です
逆に言えば、あなたも、あなたの好きなようにルール変更ができるということです。見返りを期待すること自体のルール変更です。あなたが勝手に決めた、他人が自分にすべきだと思うことを削除するのです。そうすれば、何かを期待する自分はもういないはずです。
恨みのスピリチュアルメッセージ ⑥運命だと諦めています
自分の苦しみをただ運命だと諦め、その絶望感を、恨むという形で、誰かにぶつけていませんか?
運命だからと片付けるのは簡単です
運命だからと片付けるのは簡単です。どうすることも出来ないと言っているのと同じだからです。どうすることも出来ないから、何もしないのです。そういう状況を恨み、誰かに八つ当たりをして紛らわしたいだけなのです。
運命はいつでも書き換えられます
運命はいつでも書き換えられます。変わりたいと思う気持ちがあればです。
今ある状況を受け入れ、そこからどう変わることができるか。そう考えた時点で、運命を変えるチャンスがあなたに訪れたのです。そういうチャンスはなかなか訪れません。苦しい時こそ、そのチャンスは広がります。あなたの境遇は最大のチャンスです。絶好の機会を逃してはなりません。
恨みのスピリチュアルメッセージ ⑦悪霊の仕業です
理由も無く誰かを恨んでしまう時は、あなたに悪い霊が取り憑いているかもしれません。悪霊が、あなたに悪い感情を抱かせて、誰かを傷つけようとしているしてる可能性があります。
悪霊は、あなたの気持ちが弱っている時に入りやすく、心のバランスが崩れている時ほど、あなたを操り易くさせます。ネガティブな感情が大好物で、あなたが弱気になっていればいるほど、さらに弱気にさせる、厄介な存在です。
心を強く持つ必要があります
心が弱っている人に入りやすいので、心を強く持つ必要があります。かと言って、すぐに心が強くなる訳ではありません。少しずつ、あなたの心を鍛えていきましょう。
ポジティブな言葉を囁くのです
鍛え方は簡単です。ポジティブな言葉を囁くのです。それを、毎日続けるのです。「今日はこれだけ頑張った」「やれば自分も出来る」「まだまだこれから!」なんでも構いません。嘘でもそう呟いていれば、心は徐々に騙されていきます。そうやって少しずつ、弱気の自分とさよならするのです。
恨みのスピリチュアルメッセージ ⑧向上心を忘れています
恨むという感情は、現状に満足していない証拠です。現状に絶望して、明るい未来を描けていないのです。
未来が全く見えていません
そんな時のあなたは、未来が全く見えていません。未来を良くしようという向上心を忘れているのです。辛い状況にある時、当然、その辛いという感情に意識が集中します。でも、そういう辛い時だからこそ、自分が強くなる良い機会であるということを忘れてはいけません。辛い時こそ、そこから抜け出すことができれば、さらに成長するチャンスでもあります。
誰かを恨むより、時間を無駄にしている自分自身を恨むようにしましょう。
最後に
誰かを、或いは、何かを恨んでも、未来は改善しません。悪くなる一方です。恨むという感情は、今を絶望しているからこそ生まれる感情です。恨むという感情は、現状から抜け出し、前を向くことで、改善されます。全てはあなた次第ということです。
「恨みの念が込み上げてくる方へのスピリチュアルメッセージ」の要点は
- 過去世で恨まれるようなことをしました
- 他人も不幸になればいいと思っています
- 横取りされたと思っています
- 全て誰かのせいにしています
- 見返りを期待し過ぎています
- 運命だと諦めています
- 悪霊の仕業です
- 向上心を忘れています
ということでした。
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。
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